ワボウ電子株式会社 浅井工場

浅井工場の概要

我こそは、ワボウ伝始人。

良いものづくりは、
管理監督者と作り手の二人三脚から。

取締役
生産事業本部 第二事業部
事業部長

引山 悦郎

Etsuro Hikiyama

特定のお客様から製造を
託された重要拠点。

浅井工場は、特定のお客様から委託されたプリント基板の実装ならびにそれを用いた電子部品の組立てと検査業務を担う製造拠点です。当社では、フリップチップ実装等の高密度実装技術を必要とする設計、試作、小ロット生産を担う本社NPIセンターと、中ロット量産+組立て・検査業務に最適化した浅井工場、さらに大量生産を可能とする拠点として中国・蘇州に、和紡電子(上海)有限公司を配しています。NPIセンターで検証された技術をここ浅井工場に投入・展開し、量産化技術へと昇華、そのノウハウを蘇州工場に移植することで、製造品質の向上とコストメリットの提供を実現しようというのがこのスキームの狙いです。この中で、浅井工場は国内最大拠点であり、社員数にして380名、年間売上高は約25億円強の実績を上げるに至っています。2018年4月には建物・設備の刷新を行い、さらなる需要拡大に向けてインフラを強化しました。5年後には浅井工場を含む事業部全体として、その5倍を目指し、さらなる増産体制を確立する予定です。

ワボウ電子株式会社 浅井工場
ワボウ電子株式会社 浅井工場
ワボウ電子株式会社 浅井工場

これからも、時代の変化に
しなやかに対応していく。

1979年に開設された浅井工場は、当初、汎用の大型電算機用回路基板の実装を請け負っていました。当時、電子部品の製造は日本の独壇場で、特に高い生産技術を必要とされる基板実装の分野ではその傾向が顕著でした。しかしパーソナルコンピュータが普及するにつれ、メーカー各社は、日本で培った製造ノウハウを労働コストの安いアジアの工場に移植するようになります。日本国内からものづくり拠点が消滅していく、いわゆる「空洞化」現象です。浅井工場も例に漏れずそうした渦に呑み込まれましたが、そうした危機感を梃子に、私をはじめ数名の営業担当が新規需要の獲得に奔走した結果、今につながるFA関連大手メーカーからの製造委託の受注に成功しました。こうして1回目の危機を乗り越えた私は、その後も製造拠点の海外シフトへの対抗策を常に意識するようになります。やがてその杞憂は現実となります。2度目の危機の到来です。頼りにしていたお客様が中国に製造拠点を移すというのです。慌てた私は、このままでは本当に日本からものづくりが無くなる、それは大きな損失だと考え、社内においては中国新工場設立を訴え、お客様にはそれを前提で日本と中国の連携スキームを提案しました。幸い必死の説得が実り、浅井工場での中ロット生産&加工と蘇州工場での大量生産を組み合わせたモデルは現在のワボウ電子の屋台骨となるに至っています。私は、元を辿れば理系出身のエンジニアですが、自分のキャリアとしては、変わりゆく時代・環境の中で、お客様から見た当社の事業価値をいかに担保していくか、どうしたらお客様との継続的、発展的な関係を維持できるか、常にこの一点に専心して業務に取り組んで来た感があります。

ワボウ電子株式会社 浅井工場
ワボウ電子株式会社 浅井工場

多様化する工場人材を鼓舞し、
束ねられる管理監督者を。

浅井工場には、日本人以外に中国やブラジルなど海外の方も多く働いています。製造の品質を維持・向上させるには、生産設備や製造システムの刷新も有効ですが、組立てと検品を担う当工場の性格上、手間のかかる手作業を完全になくすことはできません。むしろ人の行う作業が存在することを前提に、それに携わる製造の担い手のみなさんの業務に対する姿勢や仕事の仕方を変革していくというアプローチが求められます。一方で、働く目的や働き方、雇用形態が一様でない方々の気持ちを一つにし、迅速かつ正確に業務を行っていただくことは容易なことではありません。やる気をいかに引き出すか、その鍵を握るのは、管理監督者の人間力であると考えます。製造に携わるみなさんを励まし、みなさんから愛され、その者の下でなら笑顔で前向きに業務に取り組める、そんな雰囲気を醸成できる管理監督者。それが当社が求める人材ということになります。今後のさらなる増産体制の確立に向けて、この管理監督者の確保、育成は喫緊の課題であります。日本人のみならず海外の方々と積極的にコミュニケーションが取れる方、働く方々の気持ちに寄り添ってより良い就労環境の整備に貢献していただける方、さらに願わくば、将来の浅井工場を背負って立つ気概に溢れる方からのご応募をお待ちしております。